大津・石山商店街通りで5月29日、V・プレミアリーグ2007/08シーズンで初優勝を果たした「東レアローズ女子バレーボール部」の優勝パレードが行われた。
同チームは、2000年9月に廃部となったユニチカ・フェニックスを引き継いで、滋賀県大津市にチームを創設。2007/08シーズンはレギュラーラウンドを23勝4敗の首位で通過し、セミファイナルラウンドを3勝0敗、優勝決定戦においてデンソーエアリービーズを下し、初優勝を果たした。
パレードには日本代表にも選出されている荒木絵里香選手や木村沙織選手をはじめ、同チームの選手達が参加した。選手達は大津市消防局の吹奏楽団に先導されるなか、石山商店街通り北から鳥居川までにかけての約500メートルを地元石山の大勢のファンに囲まれ行進した。
見物に訪れていたファンの一人は「念願の初優勝が果たせて本当にうれしい。日本代表に選ばれている選手は、このままの勢いで北京オリンピックでも活躍してほしい」と話す。「地元密着でこのようなイベントが開催されることは本当に素晴らしい」とも。
パレードの後、東レスタジアムにてサイン会も開かれ、選手たちは地元ファンとの触れ合いを楽しんだ。