成安造形大学「MONゼミ トートグッズ展」が7月19日から、同学内のカフェテリア結(大津市仰木の里4)で開催される。
今年で4年目となる同展。全て学生によるオリジナルデザインで、キャンバス地で丈夫なトートバッグ(500円)のほか、関連するデザインのプラバッジ・缶バッジ・ポストカード・シールなどを安価で提供する。今回は12人の学生で取り組んだ。6月24日~7月3日に大学内のスパイラルギャラリーで開催され職員や学生に好評だったものが、場所を移して主に一般の客を対象に開かれる。
同展は合計で毎年16万円ほどの収益が出るという盛況ぶり。収益は全て学生に渡るが、次の展示の費用に回すなど精進に余念がない。同カフェでの展示は昨年スタートし、一般客などにも好評で、プレゼントなどとしてまとめ買いする人もいる。毎年楽しみにしている人もおり、将来の有名デザイナーのレアな作品になるかもしれないという期待も高いという。夏以降は学外のマーケットなどへも出品予定。幼稚園でも保護者などを対象に販売したという。
「できるだけコストを下げること。売り物になるか、受け入れられるのかどうか考えることも学生にとって大切な作業。同展は学生の努力の成果。ぜひ実物を見に来てほしい」とMON教授。
開催時間は11時~17時30分。今月28日まで。