日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・統括・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2025」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 滋賀STAGE」が2025年3月15日(土)草津川跡地公園de愛ひろばにおいて開催されました。計8チーム、24人が参加し、滋賀県代表に輝いたのは親子で参加した「分 別男」チーム。本チームは、2025年9月(予定)に東京都内で開催する、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出。その後2025年秋に日本で開催予定で、日本を含め世界30カ国(予定)の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2025」への出場を目指します。
公式サイト:https://nf-spogomiwc.com/
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
スポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2025」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
イベント概要
・日程:2025年3月15日(土)9時30分~12時
・開催場所:草津川跡地公園de愛ひろば
・参加人数:1チーム3名×8チーム=24人
・企画・支援・統括:日本財団
・大会運営・主催:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ/(一社)海と日本プロジェクト in 滋賀県
優勝は「分 別男」チーム!拾ったごみの総量は15.104kg!
最年少は3歳が参加!親子で参加したチームや職場の仲間で参加したチームなど全8チームが参加した滋賀STAGE。ごみの種類によって得点も異なるため、どのチームも作戦を考えて取り組みました。結果は、特に燃えないごみを多く拾い、重さで優勝を目指した「分 別男」が、ごみ総量15.104kg/1736.6ポイントを獲得し、準優勝チームに465.6ポイント差をつけて優勝しました。2025年9月(予定)に東京で行われるスポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
優勝チームコメント
とてもびっくりしました。路地など人けのないところを中心に探して、どんぶりや水筒などガラス系の重たい物を多く拾ったことが高ポイントになり、優勝につながったと思います。
優勝できてめっちゃ嬉しいです。東京でも頑張ります!
滋賀STAGEで集められたごみの総量は41.684kg
今回スポGOMIワールドカップの会場となった「草津川跡地公園de愛ひろば」は日頃から多くの人が集まる公園であり、あまりごみは落ちていないように見えました。しかし、人目のつかないところにはたばこの吸い殻や空き缶だけではなく、使わなくなった食器や水筒などたくさんのごみが落ちており、街に捨てられているごみの多さに参加者の方もとても驚いていました。
滋賀県には海がないので、海洋ごみ問題と聞いても身近に感じることができないのかもしれません。しかし海洋ごみの7割から8割は街から流れ出ているものであり、私たちの街のごみも川を通して海に流れ、海洋ごみ問題につながっています。スポGOMIワールドカップを通して、街にポイ捨てされているごみ問題だけでなく、その後そのごみが海に流れて海洋ごみ問題へとつながるということを認識し、1人でも多くの人が海洋ごみ問題に関心をもち、ごみ拾い等を通して海洋ごみ削減に繋げられたらと思います。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。https://uminohi.jp/umigomi/
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/