滋賀在住の切り絵作家・奥居匡さんの個展-滋賀県立水環境科学館

東近江市在住の切り絵作家・奥居匡さんの作品

東近江市在住の切り絵作家・奥居匡さんの作品

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 滋賀県立水環境科学館(草津市矢橋、TEL 077-567-2488)で4月29日から、東近江市在住の切り絵作家・奥居匡(おくいただし)さんの作品展「奥居匡切り絵展」が開催されている。

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 同展では、奥居さんが作成した滋賀の風景や自然を色鮮やかな色紙を使って表現した、新作を含む切り絵30点を展示する。開催は今回が4回目。

 奥居さんは1969年滋賀県生まれ。大学2回生の時に友人に誘われて絵本を自費出版し、2作目の出版を検討中に切り絵作家東君平(あずまくんぺい)さんの作品と出会い、以後独学で切り絵を開始。代表作は「さばくのえんとつ」「月のえはがき」「めだかさがし」など。「猫のキャラクターなどを用いた温かみがあり、どこか懐かしさを感じさせる画風が幅広い年代に人気で、最近は県外での個展や体験教室などでも精力的に活動されている」(同館担当者)

 期間中の5月16日には奥居さんを講師に招き、「切り絵体験教室」も行う。開催は13時からで、定員は30人。

 同館担当者は「奥居さんの作品は、ただ切り抜くだけではなく、切り抜いた後に色紙を使って、鮮やかに着色していく手法。体験教室では、奥居さんに下絵を用意してもらい、ご本人の直接指導を受けることができるので、小さいお子様にも切り絵を楽しんでいただけると思う」と親子連れに参加を呼びかける。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。入館無料。5月31日まで。体験教室は同館まで事前の予約が必要。

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