
琵琶湖で観光船を運航する琵琶湖汽船(大津市浜大津)が3月5日、琵琶湖の魅力をSNSで発信する「びわ湖アンバサダー」の募集を始めた。
試食会でアンバサダーの意見を聞く琵琶湖汽船のスタッフ(写真提供=琵琶湖汽船)
観光船や企画クルーズの試乗やイベント参加を通じて琵琶湖と琵琶湖クルーズの魅力を自身のSNSで発信するアンバサダーで、2022年から毎年募集している。アンバサダーに認定された人は意見交換会やイベント運営のボランティア活動などに参加し、SNSで発信するほか、観光ガイドブックの作成にも協力する。アンバサダーには年4回、ミシガンクルーズなどに無料で乗船できるクルーズパスポートを進呈するほか、企画クルーズの試乗会・試食会などに招待する。
2022年度は23人、2023年度は16人、2024年度は15人が認定を受け、アフタヌーンティー試食会、ミシガンナイト試乗会、湖岸清掃、沖島ふなずしたる開封ボランティアなどに参加し、SNSで発信した。
琵琶湖汽船広報担当の森香子さんは「2022年の開始よりインスタグラムでの投稿数は7000件を超えており、琵琶湖や滋賀県の良いところを紹介する機会を創出できているのではないか。アンバサダーの意見から生まれた企画クルーズもあり、試食会や意見交換会は、お客さんの意見を直接聞く機会としてスタッフへのフィードバックの場にもなっている」と話す。
「琵琶湖クルーズと琵琶湖が好きな人と一緒に琵琶湖観光を盛り上げていければ」と呼びかける。
応募資格は18歳以上。募集人数は10~20人。活動期間は4月中旬~2026年3月31日。募集期間は今月25日まで。