グーグル、滋賀でもストリートビュー拡大-びわ湖一周も

ストリートビューでは琵琶湖大橋や近江大橋上などさまざまな地点からのびわ湖も見ることができる。画像は近江大橋から見たびわ湖。

ストリートビューでは琵琶湖大橋や近江大橋上などさまざまな地点からのびわ湖も見ることができる。画像は近江大橋から見たびわ湖。

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 米インターネット検索大手グーグルの日本法人(東京都渋谷区)は3月11日より、道路上から撮影した風景を360度のパノラマ画像で閲覧できる「ストリートビュー」の対象エリアを拡大し、新たに滋賀県内の一部地域が閲覧できることになった。

「スペシャルコレクション」:立命館大学びわこ・くさつキャンパス内も展開

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 ストリートビューは周囲360度を撮影できる専用カメラを搭載した車から一定間隔で撮影した画像を、パソコン上の地図を操作することで見ることができるサービス。国内では、2008年8月に東京や大阪など12都市を対象にサービスを開始。昨年10月には名古屋、長崎などに拡大、同12月には広島や福岡に展開していた。今回拡大されたのは秋田、岩手、山形など東北地方のほか、茨城、栃木、群馬、長野、山梨、静岡など21県で、38都道府県の対象地域が閲覧できるようになった。

 滋賀県での対象地域は、大津市、草津市の一部とびわ湖沿いを走る湖周道路などの主要道路沿いで、比叡山ドライブウェーや石山寺などの観光スポットなども見ることができる。琵琶湖大橋や近江大橋上などさまざまな地点からのびわ湖も見ることができるほか、路地裏や山道まで閲覧できる地点もある「スペシャルコレクション」として立命館大学びわこ・くさつキャンパス内にもストリートビューが展開している。

 同法人の広報担当者は「今後も段階的に対象エリアを拡大していく予定」と話す。「人物の顔や車のナンバープレートなど、プライバシーを特定できるものはぼかしを入れ、プライバシー侵害に当たるような場合は迅速に対応する」としている。

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