レークウエスト観光(大津市今堅田1、TEL 0120-077-572)は4月1日から、明治時代にびわ湖を航行していた蒸気船を復元した「一番丸」に乗船する「瀬田川リバークルーズ~桜クルーズ~」の運航を開始している。
同クルーズで乗船する「一番丸」は、1869(明治2)年~1889(明治22)年にびわ湖を航行していた蒸気船を外輪汽船として1997年に復元したもの。全長18.7メートル、幅4.6メートルで、定員は100人。2004 年に定期運航を開始し今年で6年目となる。
同クルーズは、これまで石山寺港~南郷洗堰(あらいぜき)~瀬田の唐橋の瀬田川間を巡るコースだったが、今年から「びわ湖もご覧いただきたい」(同社の奥本健さん)と石山寺港から瀬田の唐橋を経由し、大津プリンスホテル沖のびわ湖まで1周 70分の新航路に就航する。「4月最初の土日は1日250人以上の観光客が乗船した」という。
奥本さんは「ちょうど桜も満開になり今が一番いい季節。新航路ではびわ湖も満喫してもらえれば」と話す。
料金は、大人=1,300円、小学生=700円。出航は10時~、11時25分~、13時5分~、14時30分~の1日4便。桜クルーズは今月18日まで。以降、土曜・日曜・祝日のみの運行(ゴールデンウィークや紅葉シーズンは特別運行有り)。