守山で「服部遺跡」特別展-古代琴を復元、音色楽しむ

守山市埋蔵文化財センターで秋季特別展「服部遺跡の発見から現在まで」が開催され、弥生時代から鎌倉時代までの出土品が展示されている。

守山市埋蔵文化財センターで秋季特別展「服部遺跡の発見から現在まで」が開催され、弥生時代から鎌倉時代までの出土品が展示されている。

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 守山市埋蔵文化財センター(守山市)で10月30日、秋季特別展「服部遺跡の発見から現在まで」が始まり、弥生時代から鎌倉時代までの出土品が展示されている。同会館の開館30周年を記念し行うもの。

古代琴を復元

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 服部遺跡は1973(昭和48)年に野洲川改修工事で発見され、1979(昭和54)年までの発掘調査で360基以上の方形周溝墓群や2万平方メートルに及ぶ水田跡のほか、琴などが供えられた古墳群など新たな発見が相次ぎ、全国的にも大規模発掘調査の先駆けとなった遺跡。その後、同市では1980(昭和55)年に下之郷遺跡や伊勢遺跡、古墳時代前期の大集落となる下長遺跡や中世の大規模集落遺跡である欲賀遺跡などが相次いで発見されている。

 会場では、服部遺跡で発見された槽作りの古代琴(古墳時代後期)を杉の間伐材で復元したものも展示している。天板と共鳴槽の二枚板を使い、当時同様に桜の皮で固定している。弦もかけられ、琴柱(ことじ)など細部まで復元し音階を調整して「古代の楽器」を楽しむことができる。復元した同センター所長の石田英雄さんは「ノミなどを使い約5カ月かけて製作したが、節もあり曲線も必要な槽作りで作るのが大変だった。完成が間に合い良かった」と話す。長さは1.5メートル、幅30センチ、高さ12センチ。

 石田さんは「服部遺跡だけでなく守山市にはたくさんの遺跡があることを知ってもらいたい。期間中、毎日開催しているので多くの人に見てもらえれば」と呼びかける。

 開館時間は9時~16時。入場無料。今月23日まで。14日は県立安土城考古博物館の大橋信弥学芸課長が講演を行う、7日・20日には体験学習も予定する。

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