大津に県内初のボクシング・フィットネスジム-トレーナーが初心者目線で開業

滋賀県内で初のボクシングジム「大津ボクシング・フィットネスジム」が瀬田の唐橋近くにオープンした。

滋賀県内で初のボクシングジム「大津ボクシング・フィットネスジム」が瀬田の唐橋近くにオープンした。

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 大津・螢谷にボクシングジム「大津ボクシング・フィットネスジム」(大津市螢谷、TEL 077-537-2443)がオープンして間もなく3カ月を迎える。

ジム内のサンドバック

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 同ジム会長の松嶋聖司さんは、高校1年の時にボクシングに出会い奈良県から大阪のジムまで通った。その後、ジムのトレーナーとして経験を重ね資金をためながら今年9月に「ボクシングジムのなかった滋賀県で、プロになるためのジムではなく誰もが気軽に通えるジムを作りたい」と自己資金で開いた。

 約45坪あるジムは「縄とびの時にコンクリーではひざを悪くしないように」とスプリングの入った床を張り、ジム内に設置する4.5メートル四方のリングは「高さがあると敷居も高く感じてしまう」と、あえて高さを12センチにする。本格的なサンドバックやシャワールームも完備するほか、グローブや縄跳び、ヘッドギアも貸し出し、「バンテージとシューズ、タオルの3点セットがあれば誰でも通える」初心者目線で作り上げた。

 トレーニングの基本メニューは、ストレッチ(2R)、ロープ(2~3R)、シャドー(3~5R)、ミット(1~2R)、サンドバック(3~5R)、シャドー(2~3R)、ロープ(1~2R)、ストレッチ(2R)と1ラウンド3分、インターバル30秒で、約1時間で消化できるメニューを用意。トレーニング中はレゲエ調の音楽を流しレッスン生のミット打ちなどを行いながらアドバイスする。「パンチを受けながら良いところを伸ばしていく。未経験の方にはしっかり教えるが、各自で目標を持ち自由にメニューをこなしていくことも大切」と松嶋さん。現在、小学2年生~50代まで20人が入会している。「多い人で週4日通う人も。一番多い時間帯は仕事帰りの20時くらいから」。

 松嶋さんは「ボクシング=格闘技というイメージもあるが、フィットネス感覚で楽しみながら続けていけるようなジムを作っていきたい」と話す。「入場曲が流せるように音響も作ってあるので、練習の成果を家族や友人に披露する『スパーリング』大会ができるようにしたい」とも。

 料金は、入会金=男性1万3,650円・女性・小学生1万500円、月会費=男性9,975円、女性・小学生5,775円。体験料金として1回(60分)1,500円でレッスンも行う。

 営業時間は13時~22時(日曜・祝日は17時まで)。水曜定休。

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