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琵琶湖で「生きた」ミュージアム-客船ビアンカで湖魚と地酒味わう

「琵琶湖八珍」の「ふなずし」は、フナを米で包んで発酵させた「珍味」として代表的な名産

「琵琶湖八珍」の「ふなずし」は、フナを米で包んで発酵させた「珍味」として代表的な名産

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 琵琶湖汽船(大津市浜大津5)の客船「ビアンカ」で7月30日、びわ湖で採れた8種の魚や地酒を楽しむ「湖上フォーラム、ライブミュージアム琵琶湖」が開催される。

「びわ湖の宝石」も

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 「びわ湖とそれを取り巻く滋賀自体が『生きて活動するミュージアム』と表現しても良い」ということから名付けられた同企画。県内の博物館などが「滋賀県ミュージアム活性化委員会」として連携し、滋賀の暮らし・文化・歴史・芸術をアピールする取り組みとして初の開催となる。主催は琵琶湖汽船で、琵琶湖博物館の篠原徹館長が会長に就任した。同会はニゴロブナやビワマスなどの湖魚8種を「琵琶湖八珍」として提唱し、料理を提供する。

 第1部として、基調講演「嗜好(しこう)品としての琵琶湖八珍」(仏教大学・高田公理教授)とパネルディスカッションが行われる。第2部は出航し、南湖クルージングと夏の「琵琶湖八珍」と地酒を味わう会、よし笛ライブが開かれる。

 同会事務局で安土考古学資料館の藤崎高志さんは「情報発信とともに『琵琶湖八珍』の安定供給のために努力し、乱獲を防ぐことでびわ湖の保全にもつながる」と意欲を見せる。

 集合場所は大津港。第1部=14時~17時、参加無料、定員120人。第2部=17時15分~20時30分、料金は7,000円(クルージング費用・飲食代を含む)、定員80人。どちらかだけの参加も可。詳しくは琵琶湖汽船のホームページで確認できる。

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