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山王祭を船上から見学 琵琶湖で臨時便運航、日吉大社禰宜の解説で

みこしを船に載せて琵琶湖を渡る「船渡御(ふなとぎょ)」の様子

みこしを船に載せて琵琶湖を渡る「船渡御(ふなとぎょ)」の様子

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 山王祭船渡御(さんのうさいふなとぎょ)見学ミシガン特別臨時便運航が4月14日、大津港(大津市浜大津5)で開催される。

ミシガンから船渡御を眺める参加者(昨年の様子)

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 山王祭は1200年以上の歴史を持つ、日吉大社(大津市坂本5)の祭り。12日から14日にかけて、みこしを牛尾山から日吉大社に下ろす「午の神事」や、武者姿の稚児と青年が練り歩く「花渡り式」などで、神の結婚から子どもの誕生までを再現する。

 日吉大社に祭られている大己貴神(おおなむちのかみ)が大津京遷都の際に奈良から琵琶湖を渡って来たとされ、14日の「船渡御」では7基のみこしが船で琵琶湖を渡り、この伝説を再現する。「船渡御」を観光船「ミシガン」に乗船して船の上から見学する特別臨時便が運航する。

 船内では日吉大社禰宜(ねぎ)の矢頭英征さんによる神事の解説も行う。矢頭さんは「滋賀に春を告げる湖国三大祭の一つの山王祭。船渡御を一般の方が拝観できるのはミシガン特別クルーズのみ。普段見ることのできない特別な神事をご覧いただき、春の風物詩を楽しんでほしい」と話す。

 15時30分出航。料金は、大人=2,780円、学生=2,260円、小学生=1,390円。問い合わせは琵琶湖汽船(TEL 077-524-5000)まで。

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