「第14回草津あおばなフェスタ」が7月7日、イオンモール草津(草津市新浜町)で開催される。
「あおばな」はツユクサの栽培変種のオオボウシバナの通称。花弁は京友禅の下絵を描く染料になる青花紙(あおばながみ)の原料として用いられ、草津市で江戸時代から栽培されていることから、市の花に指定。近年、葉や茎に血糖値の上昇を抑制する成分があることが発見され、食用の商品開発も行われている。
「あおばな」を広く知らせることを目的として、毎年「草津あおばなフェスタ」を開催。「草津の伝統であそぶ一日」をテーマに、押し花ではがきやしおりを作る体験や青花紙を使った塗り絵、絞り染め体験などのワークショップを実施する。
青花紙を下絵描き絵の具に使用する「京鹿の子絞り」の職人による実演や「あおばな」に関する民話の紙芝居なども実施。「あおばな茶」や「あおばなクッキー」の販売も行う。
担当者は「本格的な絞り染めが手軽に体験でき、職人の技を間近で見ることができる。家族皆で楽しんでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。問い合わせは草津あおばな会事務局(TEL 077-561-2455)まで。