Bリーグ1部の滋賀レイクスターズユースチーム(U15)と滋賀県の2020年度ターゲットエイジ強化指定選手のトライアウト合格者が発表された。
トライアウトには小学5年生と6年生91人が参加した 写真提供:滋賀レイクスターズ
滋賀レイクスターズと滋賀県バスケットボール協会は1月22日、2024年に滋賀県で開催される国民スポーツ大会に向け選手を育成するため連携・協力に関する協定を締結。国スポ滋賀大会が開催される2024年度に高校2年生で早生まれの生徒と高校1年生の生徒が主力となることから、4年後に向けて現時点で小学6年生の早生まれの児童と小学5年生の児童を「ターゲットエイジ」として滋賀レイクスターズユースチームの練習に参加し、強化を図ることで合意した。
2月24日にトライアウトを行い、小学6年生28人、小学5年生63人の計91人が受験した。ターゲットエイジ強化指定選手(小6早生まれと小5)は24人、滋賀レイクスターズU15(小6)は18人が合格。小学6年生の早生まれ児童5人はターゲットエイジとU15のどちらにも所属する。U15所属選手の活動費は滋賀レイクスターズが、ターゲットエイジ強化指定選手の活動費は滋賀県バスケットボール協会が負担する。
滋賀レイクスターズのU15は2020年度からBリーグユース所属のU15と、滋賀県のクラブチームとして活動するU15NEXTの2チーム制となる。U15所属選手は、U15トライアウト合格者18人と、現在U15に所属する中学1・2年生の中から選抜する。現中学1・2年生については4月以降に追加トライアウトを実施する予定。
滋賀レイクスターズの育成ディレクター兼U15ヘッドコーチの根間洋一さんは「今回は100人近い子どもたちの受験があり、例年にないほどの注目と期待を感じるトライアウトとなった。2024年の国民スポーツ大会へ向けたターゲットエイジ強化指定の受け入れ、そしてレイクスユースの4期メンバーを預かるわれわれスタッフも身の引き締まる思い。U15は現在、新型コロナウイルスの影響で練習のできない状況が続いている。今の社会状況の中でさまざまな課題を克服しなければならないが、スタッフや関係者で一丸となった協力体制を築き上げ、子どもたちの未来に向けて活動再開の準備をしていきたい」と話した。