Bリーグは3月11日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、14日から4月1日のB1リーグ72試合、B2リーグ59試合を無観客で実施することを発表した。
大河正明チェアマンは「お客さまが入ってこそのプロ興行なので、2月28日から3月11日までの試合を延期することにしたが、スケジュールの関係でこれ以上の延期はできない。ポストシーズン(チャンピオンシップ、リーグ入れ替え戦)に向けて選手のコンディショニングを考慮すると試合をしたほうがいいと判断した」と話した。
「バスケットLIVE」での全試合無料配信と「スカパー!Bリーグセット」で放送の28節全試合の無料放送を決めた。大河チェアマンは「画面を通じて1人でも多くの人に元気になってもらいたい」と話す。
滋賀レイクスターズは14日・15日=アルバルク東京戦、25日=京都ハンナリーズ戦、4月1日=大阪エヴェッサ戦のホーム4試合、アウェー4試合が無観客試合となる。
滋賀の西村大介社長は「無観客試合が決まり、クラブ経営者の立場としては非常に厳しい決断となったが、新型コロナウイルス感染拡大を防止するためには必要な決断であると、リーグの判断を支持している。滋賀の皆さまに元気と誇りをお届けできるよう、なんとしてもチャンピオンシップに出場できるようにシーズン終盤の戦いに挑む。ブースターや関係者の皆さまには引き続き、バスケットLIVEなどを通しての声援をお願いしたい」と呼び掛ける。