Bリーグは3月27日、B1・B2リーグのポストシーズン(B リーグチャンピオンシップ、B1残留プレーオフ、B2プレーオフ、B1残留プレーオフ、B1・B2入れ替え戦、B2・B3入れ替え戦)を含む残り全試合の中止を発表した。
滋賀レイクスターズ2019-20シーズンは西地区3位となった
Bリーグは「シーズン再開の方法を最後まで模索し続けたが、新型コロナウイルス感染症の海外及び国内での感染拡大により、選手、クラブ、ファンの皆さまの心身の健康を最優先に考え、今シーズンの全試合中止を決断した」とコメント。
これにより、B1東地区=アルバルク東京、中地区=川崎ブレイブサンダース、西地区=琉球ゴールデンキングスの地区優勝が決定した。2020-21シーズンに向けての昇降格については、降格は実施せず、昇格対象は2クラブとなり、B1所属20クラブ、B2所属16クラブとなる。
滋賀レイクスターズは21勝20敗、勝率0.512で西地区3位となった。滋賀は、10月は2勝8敗と出遅れたが、11月は3勝3敗、12月は5勝5敗、1月は6勝1敗、2月は5勝1敗と調子を上げていた。無観客で開催された3月14日・15日のアルバルク東京戦は2連敗したが、Bリーグ開幕から初めて勝率5割を超えてシーズンを終了した。
滋賀レイクスターズは「クラブ史上初のチャンピオンシップ出場という目標を志半ばにして断念せざる状況になったことは残念だが、新型コロナウイルスの世界的流行という未曾有(みぞう)の危機に直面する現状下では、応援してくださるファンやスポンサー、選手・スタッフなど、レイクスやBリーグに関わる全ての皆さまの安全と健康を守ることが何よりも大切であり、この決断は正しいものであると確信している。新型コロナウイルスの世界的流行を乗り越えた後に開催される新シーズンにおいては、今シーズン築き上げた土台を支えに、必ずチャンピオンシップ出場という悲願を成就させたい」とコメントした。