Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは8月1日、ジョナサン・オクテウス選手と契約基本合意したこと、荒川颯（はやて）選手との練習生参加を発表した。

練習生として参加の荒川颯選手（写真提供：滋賀レイクスターズ）

　オクテウス選手は1991年10月23日アメリカ生まれの28歳。身長193センチ、体重77キロ。ポジションはポイントカード。2015年NBA Dリーグのテキサスレジェンズからドラフト指名され、2015年～2019年にDリーグ（2017年からGリーグに改名）でプレーし、2019－20シーズンはドイツ2部リーグのプロA所属のフェニックス・ハーゲンに在籍した。2019年、パンアメリカン競技大会に3人制バスケットボールのアメリカ代表として出場し、金メダルを獲得した。

　ショーン・デニスヘッドコーチは「ジョン（オクテウス選手）が加入することをとても楽しみにしている。彼のアタックする能力と、彼自身だけでなく、チームメートもクリエイトする能力は、まさにわれわれが求めていたものだ。彼の身体能力は、きっとファン・ブースターの皆さんをわくわくさせ、対戦相手を手こずらせるだろう。彼はわれわれのスタイルにフィットすると思う。バスケットボール選手として素晴らしいだけではなく、人として、チームメートとしても素晴らしい選手であり、このチームのカルチャーに合う選手だ」と期待を寄せる。

　オクテウス選手は「滋賀、クラブ、ファンの皆さんの素晴らしさは聞いていた。自分のバスケットボールに対する愛情を皆さんの前で表現するのが待ち遠しい。素晴らしいシーズンを楽しみにしている」とコメントした。

　荒川選手は1997（平成9）年7月25日愛知県生まれの23歳。身長182センチ、体重78キロ。ポジションはポイントカード。2015（平成27）年に18歳以下の日本代表、2018（平成30）年に3人制バスケットの日本代表に選出されている。拓殖大学4年時にB2ライジングゼファー福岡と特別指定選手契約を締結。滋賀には7月下旬から練習生として参加している。

　荒川選手は「今シーズンの過ごし方次第で自分のバスケ人生を大きく変えられるような大切な年になると思っている。チームにとってプラスの存在になれるよう、また（選手）契約を勝ち取れるよう日々取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。