赤ちゃんと母親のための子育て支援イベント「ママベビーフェスタ2020」が10月30日、ピエリ守山(守山市今浜町)で開催された。
未就園児と保護者を対象としたイベントで、滋賀の子育て情報誌「ピースマム」事務局が企画、運営している。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数を制限し、入れ替え制で実施した。来場した親子はママサークル「ピアーチェ」による楽器の演奏と歌や、赤ちゃんハイハイレース、バランスボール体操、英語遊び、手形アートなどを楽しんだ。ハイハイレースでは、母親から離れて泣き出す赤ちゃんもいたが、懸命にハイハイをする姿を会場の皆で応援する場面も。
大津商業高校(大津市御陵町)の生徒が考え、前日準備に参加し、手作りで飾り付けをした「ファミリーフォトブース」では、親子がハロウィーンの仮装をして写真を撮影した。
ピースマムスタッフの植松有貴子さんは「今年は開催できないのではないかと不安があったが、参加した皆さんが楽しんでくれて、たくさんの笑顔を見ることができてよかった。これからも『ウィズコロナ』に対応してイベントを開催していきたい」と話す。
会場に来られない人のためにイベントの様子をユーチューブで配信した。配信を見た茨城県の女性は「一緒に見ていた4カ月の子どもが音楽に反応していた。ハイハイレースの赤ちゃんたちに癒やされた」と話した。