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T.M.Revolution滋賀県内のみのツアー 地元野洲には24年ぶりに凱旋

T.M.Revolution(写真提供:ディーゼル コーポレーション)

T.M.Revolution(写真提供:ディーゼル コーポレーション)

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 T.M.Revolutionが3月31日、滋賀県内のみを回るライブツアー「T.M.R. LIVEREVOLUTION'21 - VOTE -」の開催を発表した。

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 5月13日の滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)を皮切りに、栗東芸術文化会館SAKIRA(栗東市綣)、守山市民ホール(守山市三宅町)、大津市民会館(大津市島の関)など県内11カ所25公演。11月27日・28日には地元・野洲市のシライシアター野洲(野洲文化ホール・野洲市小篠原)での公演がある。

 西川貴教さんは彦根市で生まれ、野洲市で育ち、1996(平成8)年にソロプロジェクトT.M.Revolutionとしてデビューした。野洲文化ホールでのライブは、1997(平成9)年の全国ツアー「T.M.R. LIVE REVOLUTION'97 -joker-」以来24年ぶり。当時の野洲文化ホールの事業担当で、現在は野洲市総合体育館館長の小山茂さんは「西川さんが高校生の時に演奏をしていた野洲文化ホールでのライブをしてほしいと、苦労をして予算を取ったのを覚えている。歌番組(HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP)に出演して全国的に人気が出た直後だったので、とても反響があった」と話す。

 当時の熱狂を「チケット発売日の数日前から並ぶ人がいて、前日から泊まり込んで対応した。入り口を開放したが、入り切れない人がホールの周りを取り囲んでいた。12月2日のライブ当日は大雪が降って、出待ちをするファンの交通整理をしていたスタッフが雪をかぶって真っ白になっていた。チケットを購入できなかった人もライブグッズを買うために来ていて、多くの人であふれかえっていた」と振り返る。

 小山さんは「野洲でのライブはその時以来なので、地元の期待感が強い」と話す。現在のシライシアター野洲事業担当の山本之彦さんは「まだ発表されたばかりだが、問い合わせがある。『おかえり』の熱を感じている」と話す。

 西川さんは「近年は西川貴教としての活動が定着しておりますが、今の多様な活動があるのもT.M.R.という礎があったからだと思っております。長引く自粛でスポーツやエンターテイメントを取り巻く状況は、まだまだ厳しい目が注がれています。そんな今だからこそ、僕にしか出来ない方法で皆様に元気をお届けしたいと思い、T.M.R.25 周年記念第一弾として、ふるさと滋賀県内のみでツアーを行うことを決めました」(原文ママ)とコメントした。

 デビュー25周年の今年、「地方創生の思いを込めて、まずは身近な方々を元気にしていく活動から始めていきたい」と西川さんは語る。

※10月13日以降の18公演を新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、延期することが発表されました。

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