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滋賀レイクスターズが幼児・低学年向け体育遊びスクール 「熱中すれば自ら育つ」

登り棒や滑り台などがある複合遊具も使い全身を動かして遊ぶ

登り棒や滑り台などがある複合遊具も使い全身を動かして遊ぶ

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 滋賀レイクスターズ体育遊びスクールが4月7日、「がんばりまめの杜」(大津市神領)で開校した。

うんていや鉄棒を楽しむ子どもたち

 「がんばりまめの杜」は全国の幼稚園・保育園に遊具を提供しているエール(大津市神領)の研修所であり、子どもたちが遠足などで訪れる「試遊館」でもある。同施設でスクールを実施するのは初めて。

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 競技生活をしながら滋賀レイクスターズのスクールコーチも担当していたロンドンオリンピック女子棒高跳び日本代表で、先日引退を発表した我孫子智美さんは「幼児向けの運動あそびイベントを開催して、小さい時にどれだけいろいろな遊びをしているかが大事だと実感した。選手としても、大人になってから多様な動きを習得するのは難しいと感じていた。選手として感覚的に感じていたことをエールさんに話したら、理論的に確立されていることを知り、協力していただいてスクールを立ち上げることになった」と振り返る。

 長年、幼少期の遊びや運動を研究し、設計した安田祐治さんが考案した安田式体育遊びを採用したスクールで、「走る・転がる・ぶら下がる・飛び跳ねる・渡る・登る」をバランスよく遊びにして取り入れる。「楽しいからこそ熱中し、自ら育つ」をモットーに、人生で必要な身のこなしを遊びの中で身に付けることを目指す。

 安田式体育遊び研究所の所長・居関達彦さんは「昔、野山で駆け回って遊んでいた子どもたちが知っていた本能的に気持ちいいと感じる動作を取り入れている。動作を訓練として教わると楽しくないが、遊びの中でできるので、子どもは疲れたとも言わずにずっと遊び続ける。全力で遊び、体が思った通りに動くようになると、運動機能だけでなく脳神経も発達する。スポーツだけでなく楽器演奏や仕事、趣味など人生の裾野を広げることになる」と話す。

 スクールでは、うんていや鉄棒、マットなどを使った「回遊サーキット」から始まる。同じ動きを繰り返すのではなく、子どもの状況を見て段階的に動作を変化させる。居関さんは「サーキットにすることで子どもたちは待ち時間なしで楽しめる。動作を変化させることで飽きずに楽しんで取り組むことができる」と話す。

 鉄棒では前回りや逆上がりなど子どもがしたいことをコーチがサポート。「できた」という達成感を感じた子どもたちは笑顔を見せていた。大津市の女性は「運動を楽しいと思ってもらえるようにと入会を決めた。小学校で勉強を始める前に、体を動かすことで集中力が付くことも期待している」と話した。

 スクールの開催は毎週水曜。幼児クラス(年中・年長)=15時45分~16時30分、低学年クラス(小1・小2)=16時50分~17時40分。幼児クラスは定員に達しているため現在募集をしていない。

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