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琵琶湖ホテルで今森光彦さん写真展 「琵琶湖の自然と人の共存」

針江の川端(かばた)で野菜を洗う人を撮影した写真

針江の川端(かばた)で野菜を洗う人を撮影した写真

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 写真家今森光彦さんの写真展「琵琶湖水系と共に生きる」が現在、琵琶湖ホテル(大津市浜町)2階ロビーで開催されている。

琵琶湖の四季折々の姿を見ることができる

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 今森さんは琵琶湖を取り巻く自然と人との関わりをテーマとする写真家で、琵琶湖が見える里山にアトリエを構え、写真家、切り絵作家として活動している。里山の環境を取り戻そうと自ら農地を耕し、環境と共存する農業にも取り組んでいる。

 写真展には、今森さんが自然と共に里山で暮らす人や琵琶湖の生物、植物などを撮影した写真20点を展示。「漁に出る田中三五郎さん」や高島市新旭町針江の「川端(かばた)」で野菜を洗う姿を撮影した「川で洗いものをする人」、早朝5時に守山市の琵琶湖岸で撮影した「厳冬の琵琶湖」など、滋賀県内各地で撮影された四季折々の写真が並ぶ。

 京丹後市(京都府)から来場した田崎剛さんは「わざとらしくなく、自然な風景がいい。自然をうまく切り取って見せてくれる」と話した。

 琵琶湖ホテルの地村喜愛さんは「自然と人が共存している姿が写真に表現されている。見た人が自然との関わり方を考えるきっかけになれば」と話す。

 入場無料。10月31日まで。

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