ニ酸化炭素(CO2)を排出しない電動アシスト自転車「旅チャリ」を利用し、びわ湖周辺を散策する日帰り旅行「電動アシスト自転車で新たなECO旅」が11月17日、大津市内で行われた。
びわ湖・大津地域の観光資源開発に取り組む大津商工会議所と自転車利用を主体としたエコツーリズムと「旅チャリ」を利用しびわ湖・大津の地域活性化に取り組むJTB西日本の共同企画によるもの。
秋晴れとなったこの日、参加した19人が「旅チャリ」に乗って大津駅前を出発点にびわ湖岸なぎさ公園、膳所城跡公園などのほか、近江八景の名所となる粟津晴嵐や瀬田夕照などを通過し、「唐橋焼窯元」ではマグカップを作る陶芸体験を行った。石山寺で真っ赤に色づく紅葉を満喫した後、「旅チャリ」を貸し切りの京阪電車に積み込み坂本駅まで移動。山王総本宮の日吉大社でも紅葉を楽しんだ。
大阪から参加した女性は「天気も良くきれいな紅葉も見ることができた。電動の自転車は初めて乗ったが、すごく楽で後ろから押されているようで坂道もスイスイ進むので驚いた」と話し、「京阪電車に自転車ごと乗り込みノンストップで進んでいく経験もなかなかできない」と喜んだ。
同社総務部広報室の岡部久人さんは「今回は大津の地域活性ということで大津商工会議所と一緒に行なった。参加者には自転車でゆっくり大津の街、大津の秋を感じながら楽しんでいただけたのでは」と話す。