暮らす・働く

あでやかに幻想的にー小雨の中2万5000人が大津祭宵宮楽しむ

ちょうちんに照らされ浮かび上がる曳山と祭ばやしを楽しむ人々(丸屋町、西王母山(せいおうぼざん))

ちょうちんに照らされ浮かび上がる曳山と祭ばやしを楽しむ人々(丸屋町、西王母山(せいおうぼざん))

  • 0

  •  

 湖国三大祭りの一つで約400年の歴史を誇る大津祭(県無形民俗文化財)が今年は、10月6日=宵宮(よいみや)、7日=本祭(ほんまつり)の日程で開催される。大津市中心部の各曳山町では午前中から曳山(ひきやま)が飾り付けられ、午後からは宵宮曳きが行われた。夕刻よりちょうちんがともされ、美しくあでやかな曳山が大津の夜を彩った。

からくりや見送り幕などの宵宮飾りが各町内の町家に展示される

[広告]

 6日の大津市内は夕刻より小雨が降るあいにくの天気。時折傘を差しながら昨年並みの2万5000人(大津祭曳山連盟発表)が響き渡るコンコンチキチンの祭りばやしとともに幻想的な曳山、各町内の町家に展示されたからくりや見送り幕などの宵宮飾りを楽しんだ。

 天孫神社や各曳山町、曳山展示館など18カ所を巡る御集印帳形式のスタンプテーリングを楽しんでいた大津市の鬼頭恵理子さんは「曳山巡行は見たことがあったが、宵宮は初めて。美しい曳山をゆっくりと楽しめた。からくりを近くで見ることができるのも魅力的だった」と振り返る。

 本年度より各曳山町の協力を受け大津祭の調査、記録を行なっている大津曳山祭総合調査団の中野洋平さんは「9月中旬から調査に当たっているが町衆の皆さん和気あいあいと準備に取り組み、自然で日常に根ざした祭りだと感じている」と話す。

 7日の本祭では、午前9時に天孫神社前に曳山が集合し、同9時半より夕方までかけて巡行が行われる。正午から13時45分までJR大津駅前中央大通りで全13基がそろって展示される。大津祭の特徴の一つ「からくり」は曳山の巡行中20数カ所の所望(しょもう)場所で演じられる。

 今年はスマートフォンで曳山の位置をリアルタイムで確認できる専用サイト「曳山を探せ!」も開設され、サイト地図上で巡航中の曳山や大津祭のゆるキャラ「ちま吉」の居場所を確認することができる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース