大津パルコ(大津市打出浜)では農作物の直売や農業体験ができるイベント「パルコマルシェ」を12月16日、円形広場で開催する。
同イベントは大津市内の若手農業家グループ「大津地域青年農業者クラブ季楽里(きらり)」が主催。13人の若手専業農家が集う同クラブは「農業を身近に感じ興味を持ってもらう」「滋賀で作られた農作物を地域住民に消費してもらう」ことを目的に活動。大津産、滋賀県産などにこだわり、地産地消を実現するイベントとして昨年秋、今年夏に続き3回目の開催となる。
今回もメンバーが生産した朝採り大津産イチゴをはじめ、米、野菜、蜂蜜、卵、花苗、鮮魚、みそ、ジャム、蒸しパン、焼き芋など多数の商品が出品されるほか、「コンバイン&トラクター試乗体験」「本物の蜂の巣からの採蜜体験」(午前・午後2回開催)、「葉牡丹の寄せ植え体験」(午前・午後2回開催、各回先着5人、参加費=材料費込みで1,500円)などイベントも展開。会場には農業機械も展示する。
メンバー生産の作物で作るメニューも好評だ。当日は米粉麺の甘さと野菜の甘さを楽しめる温麺「まるごとキラリ麺~冬バージョン~」(1杯400円)を販売する。
「地元大津で熱い思いとこだわりを持って農業をしている若者が地産地消を実現させるイベント。夏に開催した2回目も好評で、今回も新鮮で安心・安全な農作物がたくさん出品される。今後も定期的に開催していきたい」(大津パルコ担当者)と意欲を見せる。
開催時間は9時30分~16時。詳しくは大津パルコ、季楽里ホームページで確認できる。