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「勢多唐橋東西大綱引合戦」今秋初開催へ-参加者募集

昨年「木肌色」に塗り替えられて話題となった勢多唐橋は天下分け目の合戦の舞台となった(写真提供;瀬田川流域観光協会)

昨年「木肌色」に塗り替えられて話題となった勢多唐橋は天下分け目の合戦の舞台となった(写真提供;瀬田川流域観光協会)

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 瀬田の唐橋(大津市唐橋町)で10月19日、「勢多唐橋東西大綱引合戦」が開催される。主催の同実行委員会は現在、参加者「綱武士」を全国から募集している。

江戸時代中期の唐橋

 日本三古橋の一つである「瀬田(勢多)の唐橋」は「唐橋を制する者は天下を制す」といわれ、古くは「壬申の乱」(672年)から本能寺の変(1582年)に至るまで数多くの天下分け目の合戦の舞台となった。同橋を渡らないと京の都へは上れないことから、交通の要衝としても栄えた。

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 昨年「木肌(黄)色」に塗り替えられたことで全国的に注目された同橋。夜はライトアップも行い、歩行者の安全に配慮するとともに景観の美しさもアピールしている。1575年に織田信長が現在の位置に掛け、渡り初めを行った10月12日を「瀬田唐橋記念日」と制定し、同月に初の試みとして開催するに至った。瀬田・石山の名物市(中の島)、滋賀県教育委員会主催の瀬田川散策路の周遊も同日開催。10月1日~31日は「瀬田の唐橋『千年の歴史』展も開く。会場はウォーターステーション琵琶。

 共催の瀬田川流域観光協会内事務局の中易篤さんは「瀬田の唐橋とその周辺は紫式部ゆかりの石山寺など歴史的名所としての観光資源が豊富。大綱引合戦を契機に全国へ名を広め、多くの方に観光で訪れていただきたい。今再び経済発展の要衝となれば」と期待を寄せる。

 同合戦参加者は東西合わせて200人を募集。参加費は2,500円(保険料含む)。申込期限は9月20日。問い合わせ・申込みは石山観光会館内・同実行委員会(TEL077-537-1105)まで。募集要項などはホームページで確認できる。