比叡山高校「もうひとつの甲子園」へ-軟式野球部が全国大会出場

写真=全国大会出場が決まった比叡山高校軟式野球部

写真=全国大会出場が決まった比叡山高校軟式野球部

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 第53回全国高校軟式野球選手権大会近畿大会の決勝戦が8月12日、奈良県立橿原球場で行われ、比叡山高校(滋賀県代表)と天理高校(奈良代表)が対戦。初回の1点を守りきった比叡山が2年ぶり9回目の優勝を果たした。

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 優勝した比叡山高校の渡辺監督は「近畿大会で優勝候補の東山、天理に勝つことができたのはチーム力。戦いながら成長している」と素直に選手たちを称え、今月25日から兵庫県の明石公園球場などで開催される全国大会出場に向け目標を切り替えた。

 全国高校野球の「もうひとつの甲子園」とも呼ばれる同選手権は、地方大会474校が参加し各地域の予選を勝ち上がった代表16校が出場。同校は滋賀・京都・奈良・和歌山4府県の代表として出場する。
 「特に優れた選手、飛び抜けた選手がいるわけでもないが、全員でひとつになれるチームになった」と就任17年目のベテラン監督は目を細める。就任後4度目となる全国大会出場に向けて「自分達の野球をやるだけ」と気負いはない。

 主将を務める瀬津選手は「守りのチーム。硬式野球と違い派手さはないが、軟式野球らしいコツコツたたいていく野球で全員一丸となって勝ちにいく」とし、エースの楠選手は「今まで通りの野球でまずは1勝。国体を目指す」と意気込む。

 15日に抽選会が行われ、第1試合は今月26日、岩手代表の専大北上高校との対戦が決定。

東急本店で第90回記念「甲子園展」-松坂大輔投手のグラブなど(シブヤ経済新聞)夏の高校野球滋賀県大会の写真展-サヨナラの瞬間も(びわ湖大津経済新聞)日本高等学校野球連盟比叡山高校

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