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「近江歴史回廊大学」今年も開講へ-「道」がテーマのクラスも新設

県内各地で現地研修を行う(写真=昨年度の様子)

県内各地で現地研修を行う(写真=昨年度の様子)

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 滋賀の豊かな歴史文化資源を次世代へつなぎ、地域資源を生かした個性あるまちづくりを推進するための学びの場として近江歴史回廊推進協議会が開催する「近江歴史回廊大学」がこの秋、15回目の開講を迎える。

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 滋賀の歴史・文化に詳しい多彩な講師陣が「近江戦国の道」「近江は道の国(1)東海道」「近江の祭り」の3つのクラスで座学と現地研修を担当する。「近江は道の国」クラスは本年度新しく開講する新テーマ。各クラス、学長を務める作家の童門冬二(どうもんふゆじ)さんの特別講話も予定されている。

 例年参加者からも好評で、本年度は定員を各クラス45人に拡大。近江歴史回廊推進協議会事務局(大津市、滋賀県文化振興事業団内)の濱口潤二さんは「毎回のテーマに合わせ講座の開催場所を決め、現地研修も組み合わせより臨場感あふれる場所設定を予定している。歴史文化に興味のあるシニア層の受講が多いが、ここ数年20~30代の若い方の受講も少しずつ増えてきている。さまざまな年代の方に滋賀の素晴らしい歴史文化を肌で学んでいただければ」と話す。すでにボランティアガイドとして地域で活躍している卒業生も多いという。

 カリキュラムは10月6日に開講し、2013年9月7日まで計14日間にわたって行われる。定員を超えた場合は県内在住または通勤・通学している人が優先となる。応募受け付けは10月1日まで。詳しくはホームページで確認できる。

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