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世界の民族料理と文化の祭典-草津で「多文化交流フェス」

2011年第8回のステージの様子

2011年第8回のステージの様子

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 さまざまな国籍の人と地域住民が交流を深める「ええやんか!おうみ多文化交流フェスティバルinくさつ」が9月15日、ロクハ公園(草津市追分町)で開催される。

「ええやんか!おうみ多文化交流フェスティバルinくさつ」開催告知ポスター

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 滋賀県内には現在、日系ブラジル人をはじめ約80カ国、2万4000人の外国籍住民が暮らしている。国籍を超え、さまざまな国の人と文化に触れ合うことを目的に開催される同フェスは今年で10回目。昨年は台風接近のため中止となったが、一昨年は約1万8000人が訪れ、その半数が外国人。毎年楽しみにしている人も多いという。

 当日は、ブラジルのサンバやフィリピンダンス、タイ舞踊や音楽演奏などのステージイベントのほか、各国の民族衣装体験、子どもたちが参加できる多文化交流広場、さまざまな国の料理が楽しめる多民族料理屋台の出店などが企画され、外国文化を身近に感じることができる。また、コスプレーヤーたちも多く集まり会場を盛り上げる。イベントの最後には、観客も一緒に大きな輪になって踊る「終わらないパレード」で会場が一体となる。今年は、参加者の中からベストダンサーも選ぶ。

 同フェス実行委員長の河炳俊さんは「年々来てくれる人が増え、日本人と外国籍住民の交流が進んでいることをうれしく思う。多文化共生に向けては『習うより慣れろ』で、フェスを通して、日本人も外国人も多くの人と触れ合ってほしい。このフェスをきっかけに、さらに各地域での多文化交流に拍車がかかれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。

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