Bリーグ滋賀レイクスターズが12月25日、白鴎大学4年生の前田怜緒選手と特別指定選手契約を締結したと発表した。
特別指定選手契約は満22歳以下の選手を対象とする契約。2019‐20シーズンは特別指定選手としてプロ契約を結び、2020-21シーズンは通常のプロ契約となる。契約期間は2021年6月30日まで。
前田選手は1997(平成9)年9月15日生まれ。身長191センチ。ポジションはシューティングガード、スモールフォワード。第68回関東大学バスケットボール選手権でチームを初優勝に導き、最優秀選手賞受賞。22歳以下の日本代表にも選ばれている。
前田選手は「プロシーズン1年目をこのチームでできることをたくさんの人に感謝しながら、少しでもチームに貢献できるように頑張りたい。アグレッシブなディフェンスを見てもらいたい」と話す。
滋賀のショーン・デニスヘッドコーチは「前田選手はボールハンドリングがうまく、バスケットの理解力も高い。インカレ(全日本大学選手権大会)で大会ベスト5(優秀選手)にも選出されている将来性の高い選手。今後の彼の成長が楽しみ」と期待を寄せる。
滋賀の西村大介社長は「恵まれたサイズと優れたボールハンドリング能力、多彩なオフェンススキルを備えており、常に相手のエースにマッチアップするディフェンスも大きな魅力。将来的にはリーグを代表するガードプレーヤーとして大きく成長してくれることを期待する」と話す。
前田選手はチームに合流済みで、Bリーグへの選手登録完了後、公式戦のベンチ入りが可能となる。