Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは10月16日、ウィル・クリークモア選手の契約解除を発表した。
ウィル・クリークモア選手を応援するプレートを持つ滋賀ブースター
クリークモア選手は、Bリーグの「外国籍選手入国制限及び新型コロナウイルスの影響における選手契約ルール設計」に基づく「外国籍選手追加契約ルール」により、期限付き契約で滋賀に加入。アンガス・ブラント選手、ジョーダン・ハミルトン選手、ジョナサン・オクテウス選手の選手登録が完了したことに伴い、契約終了となった。
クリークモア選手は海外リーグを経て2016(平成28)年からB2の西宮ストークスや茨城ロボッツなどでプレーをした。滋賀では4試合に出場、平均17.3得点、7.8リバウンド。外国籍選手の合流が遅れていた滋賀を支えた。
クリークモア選手の最終戦となった11日の横浜ビー・コルセアーズ戦では、「Win With Will(ウィルと一緒に勝つ)」とチーム一丸となって挑み、クリークモア選手の19得点11リバウンドの大活躍もあり、滋賀に初勝利をもたらした。試合後には、「自分のキャリアの中でも、この期間は大きな時間だった。昨シーズン、膝のけがでもう一度プレーできるか分からない状況で、滋賀レイクスターズだけが声を掛けてくれたことに感謝している。チームを去るときには必ず勝利を滋賀に届けて去りたいと思っていたので、チームに貢献して今日皆さんに勝利を届けられたことがうれしい」と話していた。
クリークモア選手は16日15時にBリーグ自由交渉選手リストに公示された。