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びわ湖に沿って100キロ歩行 10月にチャリティー歩行大会「びわ100」

「本物の感謝・感激・感動に出合えるイベントです」とパンフレットを手に語る実行委員長の太田智真さん

「本物の感謝・感激・感動に出合えるイベントです」とパンフレットを手に語る実行委員長の太田智真さん

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 びわ湖に沿って100キロを歩く「第2回びわ湖チャリティー100キロ歩行大会」が10月10日・11日に開催される。大会実行委員会では現在、大会参加者と大会運営サポーター(ボランティア)を募集している。

第1回大会の様子(写真提供=大会実行委員会)

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 同イベントは県内の企業経営者3人が2013年に石川県で開催された100キロ歩行イベントに参加したことをきっかけに、滋賀でも開催したいと昨年第1回大会を開催。223人が参加し、完歩者は128人だった。参加費の一部、合計60万円を琵琶湖の環境保全に取り組むマザーレイク滋賀応援基金、マザーレイクフォーラムに寄付した。

 2回目の今回は10月10日8時45分に長浜市豊公園をスタートし、びわ湖に沿って南下。琵琶湖最南端を経由し、おごと温泉びわ湖花街道をゴールとする100キロメートルを設定。ゴール締め切りは11日15時30分。途中、「ファミリーマート近江八幡白王町店」「ローソン野洲菖蒲店」「ファミリーマート守山洲本店」「エネオスDr.Driveセルフ草津矢橋店」「アクア琵琶」「なぎさ公園打出の森」「カントリー自動車本店」の7つのチェックポイントを通過しながら歩行する。完歩者には「お食事処(どころ)みふく」(守山市古高町)が県産食材を使い大会を記念して考案した「びわ100弁当」が配られる。

 大会実行委員長の太田智真さんは「歩行者もサポーターも『びわ100』を体験することにより本物の「感謝・感激・感動」を感じ、それぞれの人のこれからの人生の「希望・勇気・自信」へとつながる」と語る。「大会の収益は琵琶湖の環境保全に寄付し役立てる。大会の開催がびわ湖や滋賀の魅力の発信にもなれば」とも。

 第1回大会で実行委員長を務めた北野裕子さんは「100キロを歩くなんて、なかなかチャレンジできることではない。『びわ100』の2日間は自分の限界突破の連続。人生の縮図、色んなことが起こる。それをどう乗り越えるかが醍醐味(だいごみ)。感動を全身で味わう事ができる」と参加を呼び掛ける。

 第1回大会に参加した京都市の鈴木雅美さんは「第1回大会では膝の痛みにより77キロ地点でリタイアした。残念ながら完歩できなかったが、完歩に向け苦しいことに挑戦することで自分の中の何かが変化したように思う。『びわ100』はそんな経験ができる貴重な機会。第2回大会も参加する」と意気込む。

 募集定員は、歩行者300人、サポーター120人。参加費は歩行者1万5,000円、サポーター2,000円。収益の一部は琵琶湖の環境保全団体などに寄付される。参加申し込みは同大会事務局までファクス(FAX 077-551-2500)かメールで受け付ける。先着順で、締め切りは9月6日。

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