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地域プロデューサー養成「おうみ未来塾」塾生募集 締め切り迫る

フィールドワークでは地域課題に取り組む現場を直接見聞きできる(13期生)

フィールドワークでは地域課題に取り組む現場を直接見聞きできる(13期生)

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 淡海ネットワークセンター(公益財団法人淡海文化振興財団)では現在、地域プロデューサーを養成する「おうみ未来塾」の14期生を募集している。

ミーティングで課題を話し合う塾生(13期生)

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 同塾では1年6カ月にわたるプログラムで、行政や企業だけでは解決できない地域課題に取り組む新しいリーダー「地域プロデューサー」の育成を支援している。1999年に開講し、当初は毎年塾生を募集していたが、2010年より隔年募集に切り替え、これまで13期で延べ307人の卒塾生を送り出してきた。卒塾後も塾で学んだスキルやネットワークを活用し、少子高齢化や地域コミュニティーの復活、文化掘り起こし、地域産業推進などの課題に取り組む人も多い。

 同塾の特徴は塾生自らが主体的に参加する仕組みと、座学と現場へ出て学ぶ「フィールドワーク」。多彩なプログラムで幅広い学びが得られるという。塾活動後半では塾生同士がグループを組み、実際に地域での活動に取り組む。参加者の年齢は10~70代で、住居地域や所属、職業などもまちまち。多彩なメンバー構成も魅力の一つという。

 13期卒業生で「もんぺおばさん田舎工房」代表の中井あけみさんは「素晴らしい仲間との出会いは私の財産とも言えるものとなった。地域活動実践者の訪問で『地域資源』の最たるものは、やはり『人』だと学んだ。グループ活動では塾生同士で創意工夫し、『地域プロデュース』を実践することができた。充実の時間を過ごすことができた」と塾での学びについて語る。

 同センターの石黒みかさんは「今回はまだ定員に達していない状態。2年に1度の募集なので、ぜひ応募してほしい」と参加を呼び掛ける。

 募集締め切りは5月13日(定員に満たない場合は期間延長の場合も)。受講料は入塾時(6月)に2万円、翌年(4月)に2万円。公式ホームページの申込用紙に記入し、郵送、ファクス(FAX 077-524-8442)またはメールで応募する。

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