大津の洋菓子店がリニューアルオープン-復活した懐かしのドーナツ人気に

写真=石山駅前周辺の再開発にともない移転リニューアルオープンした「近江洋菓子ヤマダヤ」

写真=石山駅前周辺の再開発にともない移転リニューアルオープンした「近江洋菓子ヤマダヤ」

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 京阪石山駅前にある大津石山商店街の洋菓子店「近江洋菓子ヤマダヤ」(大津市栄町4、TEL 077-537-1047)が7月7日、移転リニューアルオープンした。

色鮮やかなスイーツ(関連画像)

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 同店は、1958年に同商店街で小さな駄菓子屋として開業。その後、手作りで素朴なおやつ菓子としてドーナツの製造・販売を始め、近江八幡から京都市内まで各地の菓子店にドーナツを卸していた。

 今回の移転は、石山駅前周辺の再開発に伴うもので、創業の地より南へ約200メートル移動した。店舗面積は約10坪。

 店内ショーケースには、白桃や巨峰、甘夏、パイナップルなどのストレート果汁を使った「五感ジュレ ひとしずく」(各220円)や桃を丸ごと1個使ったゼリー「暑気払い もも太郎」(450円)、マンゴープリン(380円)など夏のフルーツを使った色鮮やかなスイーツが並ぶほか、1日限定300本のカステラロール(750円)や300個限定の「やまだプリン」(200円)なども販売する。

 同店の外内潔常務取締役は「今回のリニューアルオープンと同時に、感謝の気持ちを込めて昔販売していた『ソフトドーナツ』(110円)を復活させた。売れ行きも予想以上」と喜ぶ。

 「今後も流行にとらわれることなく、『食べやすさ』を追求して3世代・4世代と食べ続けてもらえるような商品を提供していきたい」と意欲をみせる。

営業時間は9時~20時。

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