プロバスケットボールリーグBプレミア所属の滋賀レイクスのホーム開幕戦が10月3日・4日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で開催された。
3日は4459人、4日は4669人が来場し、ホーム開幕戦を盛り上げた。
3日の試合は、滋賀が第1クオーター(Q)で7点のリードを許した。第3Qにはライアン・クリーナー選手と野本大智選手の得点で49-49の同点に追い付いたが、再び点差を広げられた。第4Q、滋賀は全員でリバウンドに絡み、野本選手の3ポイント(P)シュートなどで残り3分45秒に78-79と1点差まで迫った。しかし、直後に連続ターンオーバーから失点し、一気に8点差まで離され、87-94で敗れた。
前日の敗戦を受け、滋賀のフェルナンド・カレロヘッドコーチは「フィジカリティー(身体の強さ、接触への耐性)で琉球に勝つことができなかった」と話していた。4日はスターターに須藤タイレル拓選手を入れ、第1Qから琉球ゴールデンキングスと互角の試合を展開。終了間際には駒沢颯選手が3Pシュートを決め、16対14で第1Qを終えた。
第2Qはカレロヘッドコーチは「ゾーンディフェンスでリバウンドがより安定した」と振り返ったように、滋賀のディフェンスが機能し、琉球ゴールデンキングスの得点を抑えた。滋賀は江原信太朗選手の3Pシュートや野本選手の速攻からの連続得点などで10連続得点。その後も得点を重ね、最大31点をリードする時間帯をつくった。
クリーナー選手はこの時間帯について「自分は『アバランチ(雪崩)』と呼んでいる。山の雪が一気に落ちてくる、あのイメージ。基本的なことを正しくやると、残りの試合は簡単になる。相手は悪い時間帯に入って、自分たちは気分よくシュートが決まる。大事なのは、試合の波、流れが自分たちに来たときは、それに乗ること。でも流れが相手に行ったときは、フラットでいること」と話した。
第2Qだけで32-14と大きくリードした滋賀は、後半も琉球ゴールデンキングスに追い付かれることなく、98-72で勝利した。
試合後、カレロヘッドコーチは会場のファンに向かって「バモス」と声を上げた。滋賀が勝った際、試合後のインタビューでファンに向かって「勝ったぞー」と叫ぶパフォーマンスを気に入っているザック・オーガスト選手は観客を巻き込み、「勝ったぞー」と声を上げた。その後、MVPに選ばれたクリーナー選手がインタビューに答え、「ザックに勝ちたい」とさらに会場をあおり、会場全体で「勝ったぞー」と声を上げた。
野本選手は「多くのファン・ブースターが駆け付けてくれた中で、1つ勝利を挙げられたというのは、クラブとしてとても大きかった。これだけ点差も開いて、しっかり自分たちのスタイルで勝てたのが良かった」と話した。