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野洲駅南口で社会実験 キッチンカーや滋賀レイクスPVでにぎわい創出

野洲駅前で開催された社会実験(写真提供=野洲市)

野洲駅前で開催された社会実験(写真提供=野洲市)

 JR野洲駅南口の市有地で10月27日~30日、市民広場の整備に向けた社会実験「TRY!駅前パーク」が開催された。

滋賀レイクスのパブリックビューイングも行った(写真提供=野洲市)

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 「野洲駅南口周辺整備構想」に基づき、市民広場の整備に向けて行ったもの。キッチンカーによる飲食の提供やスポーツ観戦などを通じて、仕事帰りや学校帰りに気軽に立ち寄れる駅前の交流空間の可能性を検証した。市有地を期間限定で試験的に活用し、市民の利用状況や意見を集めながら、駅前に求められる機能や活用方法を検証することを目的としている。

 会場はJR野洲駅南口のAブロック(野洲市小篠原)。食べる、飲む、見る、遊ぶをテーマに、キッチンカーやカフェなどの飲食出店が出店した。野洲市とフレンドシップタウン協定を結ぶ滋賀レイクスとのコラボ企画も展開。30日には、アウェー名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦のパブリックビューイングも行った。

 春にも同じ場所で社会実験を実施。春は日中に子ども連れの家族や高齢者を主な対象としたのに対し、秋は平日の夕方から夜にかけて、仕事帰りや学校帰りの人が立ち寄れる場所をコンセプトに設定した。

 野洲市やす未来創造課の杉田亮太さんによると、春のアンケートでは憩いの場や飲食への需要が高かったことから、今回は飲食に重点を置いたという。今回の来場者については、ターゲットとしていた会社帰りの利用者のほか、17時~18時ごろには子ども連れの家族も多く訪れた。杉田さんによると、晴天時には4時間で約300人が来場したという。

 社会実験としての開催は今回で終了するが、今後も市有地の活用を検証する取り組みを続け、市民団体などに対象地を貸し出す。利用団体にはアンケートの実施や利用実績、収支などの報告を求め、駅前広場としての活用可能性を検証する。杉田さんは「社会実験を通じて市民や団体が広場をどのように利用するのかを把握し、今後の整備や管理方法の検討につなげたい」と話す。

 野洲駅南口周辺整備構想では、駅南口周辺の市有地約2万6000平方メートルをA~Eの5ブロックに分けて活用を検討している。10月23日に開かれた野洲駅南口周辺整備特別委員会では、西側約1ヘクタールのDブロックについて、整備方針を示した。

 Dブロックには、現在、野洲文化ホールや野洲文化小劇場などがある。市は、スポーツや音楽興行などによる広域からの集客を見込むエンターテインメントアリーナを軸に、企業オフィスなどのビジネス機能を組み合わせた「(仮称)複合交流アリーナ」を整備する方針を示した。民間事業者との連携を前提に、実現に向けた検討を進める。供用開始は2032年を目標とするが、具体的な事業費や民間事業者との費用負担、市の財政負担などは未定。

 市は今後、基本計画の策定に向けて施設の仕様や民間事業者の参画意向などを確認する。駅南口周辺全体の整備計画については、2027年3月までに計画案をまとめ、ブロックごとの整備内容や時期を検討する予定。