ロイヤルオークホテル・スパ＆ガーデンズ（大津市萱野浦）が金曜・土曜・日曜・祝日限定で、県内のホテルに先駆けてプールサイドでのビアガーデンを営業している。時を合わせて、今年も5月12日から15日にかけて26羽のカルガモの赤ちゃんが生まれた。

カルガモの赤ちゃん誕生

　ビアガーデンは、今年初めて2階ハーブガーデンの屋外プールサイドでも実施する運びとなった。ホテル前のびわ湖とプールの水面がだんだんと夕日に染まる絶景に手を止めて写真を撮る人も多数いるほど。サーロインとヒレの2つの部位が楽しめるTボーンステーキ（3,000円）は、「シェフが目の前で焼いてフランベするパフォーマンスとみんなで分け合えるのが人気」とマーケティング部の井上美希子さん。

　ステーキ＆炭火焼バーベキューが食べ放題。メニューは牛ロースステーキ、牛カルビ、エビ、ホタテ、骨付きチキンなどの30種類以上で、ゲランド塩や薬味も15種類用意する。「本格的なものが食べられる。ロケーションも、ごちそうの一つとして楽しんでいただければ」と多勢真二総料理長。「滋賀はおいしい食材がいっぱいで、人のモチベーションも高い。待ちスタイルから迎えるスタイルで発信していきたい」と意欲を見せる。

　ビアガーデンでは会社員などのグループだけでなく、家族連れの姿も多く見られる中、同ホテル内の「モネズガーデン」では2007年より7年続けてカルガモが産卵。親子そろって池を泳いだりするなど、かわいらしい姿を見ることもできる。巣立ちまでの約1ヶ月半、成長の様子を楽しめる。

　ビアガーデンの営業時間は16時30分～20時30分。料金は、バーベキューバイキングが大人＝5,500円・小人（小学生）＝2,700円、幼児（3歳以上）＝1,100円、3歳未満無料。6月15日まで。フリードリンク・90分（2,000円）。6月20日～9月15日はガーデンバーベキューに場所を変える。