現役女子大生マリンバユニット「ペコー」、大津で初コンサート

大津で初コンサートを行う現役女子大生マリンバユニット「PECHO」のメンバー。左から山本彩衣子さん、森彩加さん、浅川いずみさん。

大津で初コンサートを行う現役女子大生マリンバユニット「PECHO」のメンバー。左から山本彩衣子さん、森彩加さん、浅川いずみさん。

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 大津市民会館(大津市島の関、TEL 077-525-1234)で8月1日、現役女子大生3人組ユニット「PECHO(ペコー)」による「マリンバ・パーカッションコンサート」が開かれる。主催は大津おやこ劇場(浜大津4)。

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 メンバーは、現在同志社女子大学で打楽器を専攻している浅川いずみさん、山本彩衣子さん、森彩加さんの3人。これまで浅川さんと山本さんの2人で小学校などでの演奏会を中心に活動してきたが、今回の単独コンサートが決定したのをきっかけに、新たに森さんがメンバーとして加入。ユニット名の「PECHO」は英語で「打楽器」を意味する「PERCUSSION」と「響き」を意味する「ECHO」を組み合わせて命名した。同ユニットとしてのコンサート出演は今回が初めて。

 「母親がピアノの先生なので、昔から常に音楽が身近にあった」と話す浅川さんがマリンバと出会ったのは中学2年生の時。当時所属していた吹奏楽部で県大会に出場した時にマリンバを担当したのがきっかけで、「それ以来マリンバ独特の木の音や豊かな響きにとても魅力を感じるようになった。今ではマリンバなしの生活は考えられない」と浅川さん。

 コンサートを主催する「大津おやこ劇場」は、さまざまな自主活動や芸術鑑賞を通じて親子や参加者同士の交流を行っている会員制の文化団体。浅川さん自身も4歳の時からの会員だという。「これまでおやこ劇場の活動を通じていろいろなジャンルの舞台を見てきたが、今まで見る側だった自分が出演できることになりうれしい」と浅川さん。

 コンサートではスタジオジブリの楽曲やマリンバのために書かれた楽曲など、メンバーで相談して決めた8曲を披露する予定。浅川さんは「マリンバという楽器になじみがない人も多いと思うが、演奏を聴いて興味を持ってもらえればうれしい。これからもPECHOのメンバーで県内外にマリンバの魅力を伝えていきたい」と意欲をみせる。

 開演は19時。料金は一般前売り=3,000円、一般当日=3,200円。

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