女子バレーボールチーム「東レアローズ滋賀」の選手らと高齢者・障害福祉サービス利用者との交流イベントが6月10日、地域交流ホームゆい(守山市笠原町)で開かれた。
18歳から100歳までの約50人が東レアローズ滋賀の塩崎葵葉選手やOGらと交流した
交流会には、特別養護老人ホーム「ゆいの里」や就労継続支援B型事業所「ワークゆい」、障害者支援施設「蛍の里」など6事業所の利用者約50人が参加。18歳から100歳までが東レアローズ滋賀の選手やOGらと交流した。
東レアローズ滋賀からはゼネラルマネジャーの菅野幸一郎さん、選手の塩崎葵葉さんらが参加。塩崎さんらがオーバーパスやアンダーパス、スパイクなどの技術を披露した。選手たちによるラリーやスパイクを参加者は熱心に見入っていた。
ビーチボールを使ったバレーボール体験では、利用者と選手が一緒のチームとなって対戦。参加者は椅子に座ったままボールをつなぎ、声を掛け合いながらプレーを楽しんだ。会場には笑い声が響き、世代や立場を超えた交流の場となった。
塩崎さんは「普段は小学生や中学生を対象に教えることが多いが、今回はバレーボールに関わる機会が少ない人も多かった。それでも皆さんがとても楽しんでくれて、私にとっても有意義な時間だった。バレーボールを続けてきて良かったと思えた」と振り返る。
大津市出身の塩崎さんは、子どもの頃に東レアローズの試合観戦したことにも触れ、「こうした地域活動を通じて東レアローズだけでなく、バレーボールそのものを好きになってもらえたら」と話す。
今年100歳を迎える参加者の川端きぬえさんは「楽しかった。バレーをやって面白かった」と笑顔を見せた。選手については「きれいで大きかった」とも。
同施設を運営する慈惠会理事長の廣田岳尚さんは「事業所や法人の垣根をなくしていこうというのが私たちのスタイル。こうして一緒に活動することで相互理解が深まる」と話す。今後は、東レアローズの試合観戦なども視野に入れており、「単発のイベントではなく、高齢者や障害者が社会とつながる継続的な機会をつくりたい」と意欲を見せる。