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滋賀レイクスターズスポーツファンドに48件の応募-大津で審査会開催

「レイクス・スポーツファンド」への応募内容を精査する審査委員

「レイクス・スポーツファンド」への応募内容を精査する審査委員

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 滋賀レイクスターズは昨年設立した「レイクス・スポーツファンド」の一次審査会を大津市内で開催した。
 審査会には県内のスポーツ関連団体、大学、メディアなどから選出された審査委員10人が出席し、応募のあった中から31件を最終候補として絞り込んだ。

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 同ファンドは滋賀県内のスポーツ振興を目的に私設基金として設立。チームのチケット売上げや広告収入の一部、ファンクラブ年会費の一部も充当して今年度は260万円余りが助成金の原資となった。一部は東日本大震災復興支援にも充てられる予定。

 昨年10月から1月末までの受け付け期間中、県内の団体、個人などから48件の応募があり、近江八幡市出身で現在オーストラリアで活躍する日本初のプロラクロス選手山田幸代さんや、フィギュアスケートの全日本強化選手でもある草津市在住の中学生の名前もあった。

 審査会では事務局より「応募は地域や年代、競技種目など幅広くあり、地域性を反映してか水上競技が目立った反面、滋賀でも盛んなサッカー界からはなかった。次回に向け啓発に努めていきたい」と説明があった。
 審査委員からは「今年度は選手強化が重点的になっているが、今後は各種競技の普及活動に助成を広げていけるようにしてはどうか」などと意見があった。

 助成金の上限は一件あたり20万円。面接などの審査を経て、3月中旬には助成先と金額を決定する予定。

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