暮らす・働く 学ぶ・知る

「滋賀web大賞2013」表彰式、「いと重菓舗」や「岡喜商店」など10サイトが受賞

地域活動団体部門受賞者の記念撮影。左から2番目が「西大路第一町内会」、続いて「びわ卓コミュニティ」(草津市)、「mi-koTV」(東近江市)

地域活動団体部門受賞者の記念撮影。左から2番目が「西大路第一町内会」、続いて「びわ卓コミュニティ」(草津市)、「mi-koTV」(東近江市)

  • 0

  •  

 滋賀県地域情報化推進会議は6月28日、コラボしが21(大津市打出浜)で同会議総会ならびに地域情報化講演会を開き、総会席上でホームページコンテスト「滋賀web大賞2013」受賞サイトの表彰式を行った。

各サイトを紹介しながら行われた表彰式

[広告]

 4回目となったコンテストには「企業」や「教育」などの4部門へ合わせて33サイトの応募があり、審査委員による審査の結果、各部門の最優秀賞に「西大路第一町内会」(草津市)、「湖信会」(大津市)が選ばれた。地域に根差したサイトの受賞が目立つところに、コミュニティーづくりにインターネットの役割が欠かせないということが分かる結果となった。

 同コンテストは2010年、地域で運営されているホームページのレベルアップを目的にスタートした。希望するホームページオーナーには、専門家によるデザイン提案や改修支援が行われる。昨年の応募総数は49サイトだったが今回減少したことから、インターネットへの苦手意識が依然として存在していると推察される。  

 地域活動団体部門で受賞した「西大路第一町内会」の梅田勝副会長は「びっくりしている。7~8年前に立ち上げようと思った時に、先に開設していた隣の町内が役員への中傷・批判の書き込みが後を絶たず閉鎖してしまったと聞き、尻込みしていた。技術的なサポートをしてくれる人も集まり4~5人で立ち上げた。写真や文章のほとんどを手掛けているが、町内行事の案内はもちろん、生き生きした表情の町内の人たちの姿を紹介するように心がけている」と話す。同町内会は「部門的に整理され、プライバシーに気をつける必要もあるが町民の写真が多く、すっきりとした見やすいサイトである」と評された。

 同コンテストの審査委員で浜松商工会議所が主催する「浜松ホームページコンテスト」の審査委員も務めるITコーディネーターの和田喜充さんは「単に文字や画像を組み合わせて表現したホームページを持つことだけでなく動画やSNSを取り入れた多彩な情報発信の取り組みをしているところも増えてきた。ホームページをどのような場面でどう生かしていったらよいのか。そのためにはどのようなホームページであることがふさわしいのかという点を、発信者一人一人が考えて日頃からのホームページ運営を見つめ直すことが、一層重要になってきているだろう」と講評する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース