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大津の和食店で「ベトナムデ-」―毎月1回ベトナム料理・雑貨提供

ベトナム料理ではおなじみの米粉麺フォーと春巻き。今月はサラダ麺として提供

ベトナム料理ではおなじみの米粉麺フォーと春巻き。今月はサラダ麺として提供

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 大津の和食店「旬味処・金波」(大津市丸の内、TEL 077-523-2713)が、毎月第1土曜に、ベトナム料理と雑貨を提供する「ベトナムデー」を開いている。

ベトナム雑貨の展示

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 近隣の大津市生涯学習センターの生徒を中心とした主婦層、会社員の利用が多い同店。戦後から営んでいた料理旅館から現在の和食店にしてから12年になる。歴史的名所の膳所城址公園の向かいで、城があった江戸時代は厩(うまや)だったという。小説「浅見光彦シリーズ」の「ユタが愛した探偵」にも登場し、「肉じゃがの味がしみてなかなかうまい」などと主人公をうならせる地域の有名店だ。

 おかみ・福嶋正子さんの娘が日本語を教えていたときの生徒だったことで友人となったベトナム人の女性が本場のベトナム料理を作ったのをきっかけに始まった同イベント。始めてから5年になり、ベトナムの家庭料理を提供するのが好評だ。福嶋さんは「米粉麺のフォーなど現地にしかない食材以外の野菜や肉などはすべて国産のものを使用している」とこだわりを見せる。「地産地消で旬の食材、体に優しいおいしいものを提供したい」という客への配慮を忘れない。

 メニューは月替わりで、7月は豚肉入りサラダ麺セット(1,000円)、ベトナム風サンドイッチセット(1,000円)、ベトナムコーヒー(300円)を用意。この日は通常の和食のメニューは提供しない。ブログのクーポン提示で雑貨全品10%引きで販売する。

 今月は6日に開催。営業時間は、ベトナムデ-は11時~18時。通常の営業時間は11時~14時、17時~22時。定休日は日曜・祝日。

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