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滋賀県内11カ所で「桃太郎電鉄」プログラミングイベント まちを知るきっかけにも

桃太郎電鉄のゲームを小学生がプログラミング ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

桃太郎電鉄のゲームを小学生がプログラミング ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

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 ゲーム「桃太郎電鉄」を使った小学生対象のプログラミングイベント「つなげる 楽しむ プログラミング~未来にかける教育の形」が6月27日、滋賀県内11カ所で開催された。

大津会場の様子

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 日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会が滋賀県でSTAM教育を推進しようと子ども向けITスクールのアントレキッズ(東京都渋谷区)に働き掛け、コナミデジタルエンタテインメント(東京都中央区)の協力を得て開催された。

 1部は、「街の魅力再発見」として、大津市、草津市、守山市、長浜市などの県内11カ所の会場で、参加した小学生がそれぞれのまちの観光スポットなどを調べ、桃太郎電鉄の電車が止まるイベントマスをオリジナルで作成した。大津会場で参加した小学生は「自分のまちについて深く知ることができ、自分のまちをすごいと思った」と喜んだ。

 2部は、プログラミング言語「scratch」を使用して桃太郎電鉄のプログラミングを体験した。参加した子どもは「知らない子と協力してゲームを作ることは経験したことがなく、楽しかった」と話した。

 最後に11会場をつなげたマップを作成し、ゲームを楽しんだ。同協議会JC運動推進委員会の江竜拓児委員長は「子どものプログラミング技術を吸収するスピードに驚いた。ネットが発達している時代でスマホが身近な子どもたちの将来が楽しみ。教育機関、行政、企業が一体となってSTAM教育を推進していきたいという思いをより強くした」と話した。

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