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滋賀レイクスターズ、公式戦に小中学生・障害者ら4000人を無料招待へ

招待チケットに見立てたバスケットボールがスポンサーより滋賀県社会福祉協議会、レイクス選手に手渡された

招待チケットに見立てたバスケットボールがスポンサーより滋賀県社会福祉協議会、レイクス選手に手渡された

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 滋賀レイクスターズ(大津市におの浜4)は、2012-2013シーズンのホームゲームにスポンサーの協力を得て小中学生、母子家庭の親子、障害者、高齢者など4000人を無料で招待する。10月25日、滋賀県庁で開いた会見で発表した。

レイクス4000人無料招待、記者会見の様子(10月25日滋賀県庁) 

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 プロバスケットボール・bjリーグ参入5年目となるレイクスは初年度より社会貢献の一環として、これまで延べ9000人の子どもをホームゲームに招待してきた。今シーズンは新しく「スターズ協賛シート」を設け、例年を大幅に上回る4000人を無料招待する。

 公式スポンサーでもある滋賀ダイハツ販売(栗東市)、成基コミュニティグループ(京都市)のほか、「スターズ協賛シート」は小口の協賛企業が協力する。滋賀ダイハツ販売は12月8日・9日(大津市開催)に滋賀県社会福祉協議会を通じ福祉施設の児童、生徒ら計200人を、成基コミュニティグループは11月3日・4日(近江八幡市開催)、1月26日・27日 (大津市開催)、4月6日・7日(草津市開催)の計6試合に会場近隣の小中学生200人、合計1200人を、「スターズ協賛シート」にはホームゲーム全26試合に開催市の社会福祉協議会を通じ母子家庭の親子、高齢者、障害者らを毎試合100人招待する。

 2009年より同取り組みを行う滋賀ダイハツ販売常務の島田誠さんは「毎年ほのぼのとするお礼状を頂いている。プロ選手の気迫あふれるプレーに触れ、会場と選手が一体となり盛り上がる会場の雰囲気を感じて元気になってほしい」と話す。同社はシーズン中、各販売店に試合結果を貼り出すなどレイクスの情報を展開し全社を挙げて応援する。

 滋賀県内で学習塾を運営する成基コミュニティグループ滋賀地区本部長の大澤一通さんは「将来に向けて『本物に触れる、見る』体験を子どもたちに提供したい。プロスポーツを通じて前向きに頑張るきっかけになれば」と話す。同グループは2008年より小中学生の無料招待を続け、これまでに延べ7000人を無料招待してきた。

 「スターズ協賛シート」は開催会場近隣の企業からの1口1万円の協賛をもとにチケット代を拠出。すでに約30社の協力を得ており100社を目標に協力を呼び掛ける。協力企業は観戦パンフレットやホームページで紹介する。

 会見に同席した仲摩純平選手(#24)、ディオニシオ・ゴメス選手(#19)は「プロ選手として子どもたちに尊敬されるように頑張りたい」(ゴメス選手)「無料招待を通じたくさんの方に会場に来てもらいたい。子どもたちに夢と感動を与えたい。そして優勝を成し遂げたい」(仲摩選手)と抱負を語った。

 会見の締めくくりに坂井信介代表兼GMは「プロスポーツチームとして地域の子どもたちの健全な成長に寄与したい。観戦機会を提供していただくスポンサーにも感謝している。地域貢献活動とともに『今年こそは』の期待も重く感じている。勝利を届けるため運営会社、チーム一体となって頑張りたい」と力強くあいさつした。

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