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「びわ湖・アートフェスティバル」開催間近-前日プレイベントも

3月25日に開校した「びわこミュージックハーベスト」室内楽セミナー受講生の弦楽四重奏リハーサル風景。大半が子どもだが見事な音色を響かせた

3月25日に開校した「びわこミュージックハーベスト」室内楽セミナー受講生の弦楽四重奏リハーサル風景。大半が子どもだが見事な音色を響かせた

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 「びわ湖・アートフェスティバル2014」が3月29日、びわ湖ホール(大津市打出浜15)で開催される。会場では一日中、滋賀県ゆかりのアーティストによる音楽やダンス、作品展などを展開する。前日の28日にはプレイベントとして「びわこミュージックハーベスト」室内楽セミナーの成果発表やアートギャラリーも開く。

トリを務めるフルーティスト中川彩さん

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 4回目となる今回は、大ホールで無料公演として「BAFオーケストラフェスティバル」が行われる。第1部は、県立八幡高等学校音楽部や彦根JOY・大津・BAFの順にジュニアオーケストラ、第2部は、BAFユースオーケストラが演奏を行う。BAFオーケストラはいずれも合同演奏となり、関西フィル首席指揮者の藤岡幸夫さんが指揮を執るほか、ミストレスとして昨年のトリを務めた西川茉利奈さんも登場する。

 有料公演として中ホールでは、ブレークダンス世界チャンピオンで本年度の滋賀県文化奨励賞を受賞した群青さん(長浜市出身)よるソロライブが行われる。小ホールではびわ湖ホール声楽アンサンブル定期公演のほか、同次世代文化賞を受賞した高島市出身のフルーティスト中川彩さんのスペシャル・コンサートがトリを飾る。

 メーンロビーやホワイエ、ホール周辺野外などは「芸術の森」となり、入場無料。恒例のロビーコンサートも30分ごとに開催する。県内高校の合唱部・音楽部の合同ステージのほか、同室内楽セミナー受講生による発表、ギター弾き語り、ジャズ演奏、ゴスペルなど多彩に展開する。アートギャラリーとして同年同賞受賞の藤永覚耶さん、高等学校文化連盟加盟校、成安造形大学の学生による作品展も開催。滋賀県内外で活躍する若手作家・職人が作品を展示販売するアート・フリーマーケット、フードショップなども並びイベントを盛り上げる。

 同室内楽セミナーは、オーディションで11人が受講生に選ばれ、同25日に開校した。講師を務める玉井菜採(なつみ)さんは、滋賀を代表するバイオリニストで東京芸術大学准教授。「普段は1人で練習している人もアンサンブルで人と合わせたりすることで室内楽の楽しさを知ってほしい。お互いの成長にもつながっていくと思う」と意欲を見せる。

 スケジュールや料金など詳細はホームページで確認できる。チケットは、びわ湖ホールチケットセンター(TEL 077-523-7136)、しがぎん経済文化センター(TEL077-526-0011、フリーダイヤル0120-077-516)で販売。

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