4回目を迎える「牛肉サミット」が8月23日・24日の2日間、大津港特設会場（大津市浜町2）で開催される。

　まちおこしに取り組む県内の起業家らでつくる牛肉サミット実行委員会が主催。昨年は雨の中、2日間で7万人を動員。今年は10万人の来場を目指す。

　会場には地元滋賀が誇る近江牛をはじめ、全国から「厳選した」牛肉料理店25店が出展。来場者の投票でグランプリを決める。ステーキや牛串カツ、焼きギョーザ、コロッケ、バーガー、ホルモン焼き、ローストビーフ軍艦巻きなど、各地のブランド牛がさまざまな調理法で提供される。中でも、牛肉サミット用に特別に牛を育てて参加する能瀬黒若牛の串焼きに注目が集まる。

　同委員会会長の村上肇さんは「北は北海道から南は沖縄石垣島まで全国の牛肉料理が楽しめるので、思い切り牛肉の味と料理のバリエーションを堪能してほしい。来場者、出店者ともに皆が笑顔と元気になり、最終的に滋賀を元気に、牛肉業界を元気に、そして東北を元気にしていきたい」と抱負を語る。

　今年のテーマは「コラボレーション」。グランプリ獲得店には、「イナズマロックフェス2014」の会場での出店権利が与えられるほか、震災継続支援の「たがいにプロジェクト」とコラボして南三陸町の特産品やグッズなどを販売し、収益金の一部は東日本大震災の復興支援へ寄付される。

　ステージイベントでは、滋賀県出身のシンガー・ソングライター左嵜啓史さんらのライブや、大津の高校生で大津ひかルくんPR大使の木下洸希君のジャグリング、滋賀のアイドルユニット「フルーレット」のライブなどを予定。さらに牛肉サミットキャラクターの「ぎゅうっとちゃん」も登場する。

　開催時間は、23日＝10時～21時、24日＝10時～17時。入場無料。