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守山市の園児が綿花栽培体験 市内で育てた綿花をシャツに

市内の園児が綿花の種をまいた

市内の園児が綿花の種をまいた

 綿花栽培から製品化までを国内で完結させる「鎌倉シャツ・コットンプロジェクト」の種まきイベントが5月11日、ヤンマーサンセットマリーナ(守山市水保町)で行われた。

綿花の苗を植えるピエクレックスの玉倉大次社長(写真左)と森中市長

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 メーカーズシャツ鎌倉(神奈川県鎌倉市)が綿花の栽培からシャツの製造・販売までを全て国内で行うプロジェクト。守山市では昨年から始まり、今年で2年目を迎えた。

 当日は、速野カナリヤこども園とカナリヤ第二保育園の5歳児22人が参加し、綿花の種まきを体験した。園児たちは1人2個ずつ種をまき、記念撮影も行った。ヤンマーサンセットマリーナでは約300株の栽培を予定している。

 市内ではヤンマーサンセットマリーナのほか、「おうみんち」隣接農地(洲本町)と立命館守山中学校・高校(三宅町)の3カ所で計700株栽培する。11日は「おうみんち」でも定植イベントが行われ、森中高史守山市長や市職員、JA職員らが綿花の苗400本を植えた。

 栽培を始めた昨年は市内で約800株を栽培し、約70キロの綿花を収穫した。収穫した綿花はメーカーズシャツ鎌倉が全量買い取り、糸、生地を経てシャツとして製品化する。昨年収穫した70キロは、シャツ約20枚分に相当するという。

 プロジェクトには、村田製作所の社内ベンチャーであるピエクレックスの循環インフラ「P-FACTS(ピーファクツ)」の技術を取り入れる。P-FACTSは、植物由来の合成繊維「ピエクレックス」を使った衣類を回収し、堆肥化までを一貫して行う仕組み。市内の綿花の栽培にはピエクレックスの堆肥を使う。

 森中高史守山市長は「昨年の実証で守山でも綿花が育つことが分かった。今年はより手間を抑えながら育てる方法を検証したい。環境や親子体験、地域産品などを組み合わせた守山らしい取り組みにしていければ」と話した。

 定植した綿花は夏に開花し、10月ごろから収穫を始める予定。

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