びわ湖大津館イングリッシュガーデン(大津市柳が崎)のバラが現在、見頃を迎えている。
琵琶湖岸に広がる約5900平方メートルの英国式庭園には、ツルバラ、オールドローズ、モダンローズなど約300種3000株を植栽する。5月は全ての系統のバラが咲きそろう時期で、琵琶湖や、映画「国宝」のロケ地となったびわ湖大津館を背景に咲く花を楽しもうと、連日多くの来園者が訪れている。
庭園を管理する京阪園芸の中川恵美子さんは「今年は3月と4月の暖かさの影響で、例年より1週間から10日ほど開花が早い。ツルバラはほぼ満開で今が一番の見頃。木立ち性のバラは五分咲き程度だが、写真撮影には花が傷んでいない今の時期が一番きれい」と話す。
今年は4月に雨量が十分あったことでつぼみの数が多く、例年以上に花数が多いという。中川さんは「木立ち性のバラは6月上旬ごろまで楽しめる」とも。
同園では毎年新種のバラを栽培している。白や黄色からピンクへと花色が移ろう「ローヴドゥレテ」、ラベンダーグレー系の花色が特徴の「結び」は2025年の新種で、訪れた人の目を楽しませている。今年は、スイーツをイメージした名前の新種「チョコレートブリュレ」「スイートシフォン」「ラズベリーマカロン」も加わった。
今年は、つるバラを見やすくするため、周囲の花を低く管理する工夫も行った。中川さんは「視線が奥のバラへ抜けるように調整した。角度によって違う表情が見えるので、園内を歩きながら楽しんでほしい」と呼びかける。
同園では5月16日から、「春のローズフェスタ2026」を開催する。期間中はローズソムリエの小山内健さんによるガイドツアーや音楽演奏会、バラや季節の花苗販売などを予定する。
開園時間は9時~17時。入園料は、大人=330円、小中学生・65歳以上・障害者=160円。ローズフェスタは6月7日まで。