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守山に「CITTA手帳」開発者のオーガニックカフェ 「食事で体を整え、手帳で夢をかなえて」

肉、魚、卵、乳製品を使わないビーガン料理

肉、魚、卵、乳製品を使わないビーガン料理

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 オーガニックカフェ「citta cafe(チッタカフェ)が3月19日、あまが池プラザ(守山市勝部)にオープンする。

「CITTA手帳」開発者の青木千草さんとシェフの青木美香さん

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 オーナーは、ヨガスタジオの経営者で、「CITTA手帳」を開発した青木千草さん。青木さんは「CITTA手帳は家でも会社でもない自分の時間が持てる場所で書いてほしいと思っていた。私自身もカフェで手帳を書くのが好きだが、おいしくてゆっくりできるカフェはあまりなかった。独立を考えていたビーガン料理のシェフの妹と一緒にカフェをオープンしようと決めた」と開店の経緯を話す。

 近江園田ふぁーむ(近江八幡市野村町)などの地域の農家の作る有機野菜を使い、ワイン、ビール、ほうじ茶、ジュースなどの飲み物もオーガニックにこだわった。肉、魚、卵、乳製品も使わない「ビーガン料理」で、野菜や雑穀でフィッシュバーガーや肉団子、カレーなどを作る。青木さんは「しっかりした味付けで、ボリュームもある。男性でも満足してもらえる」と話す。

 季節の野菜と雑穀を使った「ワンプレートランチ」(1,980円)、雑穀のヒエを使って食感まで魚のようにした「ヒエ・オ・フィッシュバーガー」(1,540円)などを提供する。

 妹の青木美香さんは「畑に行き、生産者さんに出会って仕入れる野菜を決めた。食べる人と農家さんをつないで、有機農家の応援をしたい」と話す。青木さんは「毎日野菜しか食べないというのは難しいが、週に1回でもお野菜の日を設けて、体を整える時間を持ってもらえれば」と呼び掛ける。

 青木さんの「CITTA手帳」は思ったこと、願ったことを手帳に書いて実行するための手帳で、明日の自分、来週の自分を手帳に書くことで「願いがかなう」と女性の間で話題になっている。手帳を書くために机を広めにして、カウンターの奥行きも広くした。椅子は長時間座っても疲れない椅子を選んだ。青木さんは「どんな空間に身を置くかはとても大事。カフェで体に良くておいしいものを食べて、手帳に書くことでなりたい自分を想像してほしい。私は手帳で、妹は一皿の食事で環境を良くしたいと思っている」と話す。

 営業時間はランチ=11時~15時、カフェ=15時~17時、ディナー=17時~21時。月曜定休。駐車場はないが、中心市街地交流駐車場が2時間無料。

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