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守山の美術館で体感型アート 参加者が廃材ロボットやアート作品に

虹色の影が動く作品 《色のある夢》 藤本直明 ©naoaki FUJIMOTO

虹色の影が動く作品 《色のある夢》 藤本直明 ©naoaki FUJIMOTO

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 人の動きに反応して影や映像が変化する体感型アートの展示会「魔法の美術館III」が12月4日から、佐川美術館(守山市水保町)で開催される。

影絵遊びをモチーフにした作品 《toatope》 本多大和 下田芳彦 ©yamato HONDA yoshihiko SHIMODA

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 佐川美術館は毎年冬に「さがわきっずみゅーじあむ」として子ども向けの展示を企画している。魔法の美術館の開催は4年ぶりとなる。

 参加者の動きに合わせて虹色の影が動く「色のある夢」や、参加者の動きに合わせて壁の仲間が同じ動きをする「メイト」、影遊びをモチーフにした「toatope」など8種類の体感型アートを展示する。

 「つくもがみ」は廃墟のような光景が映し出されたスクリーンの前に立つと、廃材や工具、家電などが参加者の体に吸い付き、廃棄物で作られたロボットに変身し、参加者の動きに合わせてロボットが動く。「Shadow+」は幾何学模様や雪など参加者の影がアート作品となる。

 担当者は「作品を見るだけでなく、参加者も作品に関わり、人と作品がお互いに作用するインタラクティブ性が大きな特徴。五感をフルに使い、新感覚アートの驚きと感動を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。事前予約制、60分の完全入替制。入館料は大人=1,000円、大学・高校生=600円、中学生以下無料。2022年2月13日まで。

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