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滋賀国スポリハーサル大会でAIカメラ実験 アプリで配信、チャットで応援も

AIカメラでラグビーフットボールの試合を撮影した

AIカメラでラグビーフットボールの試合を撮影した

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 6月22日・23日に「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」のリハーサル大会として希望が丘文化公園(野洲市北桜)で開催されたラグビーフットボールの大会で、AIカメラの実証実験が行われた。

「SpoLive」では、タイムライン、試合情報を見るほか、チャットやスタンプで応援ができる

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 2025年に滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ(第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会)」のラグビーフットボール競技の試合会場である同公園で開催されたリハーサル大会「SHIGA SEVENS FESTIVAL(滋賀セブンスフェスティバル)」。7人制の成年男子8チーム、7人制の女子4チーム、15人制の少年男子3チームが出場した。

 滋賀県は、NTT西日本グループと協力し、国スポでの映像配信の手法検討に向けた「スポーツDXソリューションの実証実験」として、AIカメラによる試合の撮影の有用性と、応援プラットフォームによる情報発信の可能性について実証実験を行った。

 競技場にAIカメラを設置し、コート全体のパノラマ映像を撮影。映像の中からボールや選手、重要な場面をAIが自動で切り抜き、配信した。AIが過去の試合映像からラグビーのルールや試合展開などを学習し、ボールの動きだけでなく、キープレーヤーやその周辺選手の動きなど、適切なカットを自動配信できるという。

 成年男子の試合は全試合スマートフォンアプリ「SpoLive」でライブ配信。アプリでは、チャットとスタンプでチームを応援しながら観戦できるようにした。女子と少年男子の試合はアーカイブ配信。ライブとアーカイブ配信合わせて、2日間で1938人が視聴した。滋賀県国スポ・障スポ大会局の山中直人さんは「選手の家族からは『現地に行けなかったが、映像を通じて応援できて良かった』との声があった。視聴者の見る目が肥えているので、期待に応えられるような映像の質の確保が今後の課題」と話す。

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