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守山の滋賀産食材店が1周年-開発商品20種以上、フナずしキャラメルも

近江米・アドベリー・びわ湖のゴリ・フナずしなど「びわ湖の恵本舗」には20種類以上の商品をおく。(開発した渡辺明子社長と)

近江米・アドベリー・びわ湖のゴリ・フナずしなど「びわ湖の恵本舗」には20種類以上の商品をおく。(開発した渡辺明子社長と)

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 近江米・アドベリー・びわ湖のゴリ・フナずしなど滋賀産の食材にこだわった専門店「びわ湖の恵本舗」(守山市勝部5、TEL 077-598-1882 )が7月、開業1周年を迎えた。

鮒ずし生キャラメル

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 同社を経営する渡辺明子社長は高校時代に滋賀から関東に移り住み、パソコンショップやシステム制作会社を経営した後、1994年に滋賀県に帰郷。「滋賀県の食材を使って全国にアピールしたい」とびわ湖産のゴリやエビ、貝を八丁みそであえた佃煮「おととと貝」(650円~)の販売を始めた。昨年7月、約23坪の店舗で工房と喫茶店を開店したのをきっかけに、次々と新商品の開発を手がけた。滋賀県のさまざまな食材と近江米のパフ米が入った生キャラメル、モモやウメのジャム、しそビネガーなど1年間で開発した商品は20種類以上。パフ生キャラメルだけでも朝宮茶やプレーンなど8種類あり、中には「鮒ずし生キャラメル」(12個入り、800円)などは多くのメディアで取り上げられた。

 しかし、渡辺さんは「メディアにも取り上げられ知名度が上がったのはいいが、『鮒ずしキャラメル専門店』ではない。滋賀にはびわ湖とその風で育った素晴らしい素材がたくさんあり、それらを生かした商品を開発し広めたいだけ」と話しながら、この日も滋賀産のトマトを使ったトマトソースを開発したばかり。「たくさんの苦労もあるが、最高にいいものを作るまであきらめず、もっとす素晴らしい商品を開発したい」とその手を休めることはない。

 渡辺さんは「8月下旬にはビワマスを使った画期的な商品を発表する予定。かなり手応えがあるので楽しみにしていてほしい」と意気込みをみせる。

 営業時間は10時~18時。

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